サイトを作ったら行いたいこと【インデックス作成編】

技術

こんにちは、風祭小枝です。今回は私の友人に向けた記事です。みてるか???

サイト作りも様々ありまして、このブログのようなCMSで構築したサイトもあれば、フル/ハーフスクラッチのサイトも存在します。

CMS(とりわけWordPress)の場合はプラグインが出回っているので、あまり専門的な知識がなくてもSEO対策を行うことができますが、個人製作のサイトだとそうもいきません。今回は個人製作したサイトが検索に引っ掛かるようにしていきたいと思います。

この記事で分かること:自分の制作したサイトが検索で出るようにする。

注意点:検索上位に出るための施策は取り扱いません。

まず前提として……

基本的に誰でも見られるように公開したサイトは、googleや他の検索エンジンからクローリングが行われます。つまり何もしなくても、検索に乗っかる可能性があるということですね。

例えば、私の個人的に使用しているページは何の施策も行っていませんが、検索するとしっかり結果に出てきます。

サイトを所有している方は、試しに「site:{your_site}」で検索してみてください。

プライベートで開発していたサイト

つまり、サイトを作ったら、何もしなくても検索から閲覧してくれる人はいるかもしれないってことです。

そうは言ってもやらねばならないことはある

前述したとおり、見てくれるひとがいるかもしれない程度のレベルで「○○ 使い方」みたいなクエリで検索結果に出るといいな、レベルのものです。

例えば、私のポートフォリオサイトは「松田晃政 ポートフォリオ」で一番上に結果が表示されます。

こんな感じ

同姓同名の方がいても、これなら私のサイトにアクセスしてくれるでしょう。

今回は漫然にキーワードを入れてアクセスされる、というよりはピンポイントにキーワードを決め、そのキーワードで検索された際は上位に表示されるような施策を行っていきましょう。

metaタグを確認しよう!

HTMLはhead要素にmetaタグを入れると、検索エンジンが正確に情報を把握してくれます。以下が代表的なmetaタグです。

authorサイト制作者
descriptionサイトに関する簡単な説明文(100~120字)
keywordsサイトに関連する代表的なキーワード
noindex検索エンジンの回避
nofollow検索エンジンの回避
viewportレスポンシブデザイン、モバイル端末向けの表示調整
http-equiv文書全体の制御
ogSNS向けの表示調整
contentタグ指定の詳細内容(具体名、文字コード、テキストなど)
主要なmetaタグ

なお、日本のgoogle使用率は非常に高いので、下記を参照したほうがいいかもしれないです。

Google がサポートしているメタタグと属性 | Google 検索セントラル  |  ドキュメント  |  Google for Developers
Google は、ページ単位のメタタグとタグ属性の両方をサポートしています。Google 検索で有効な SEO に関連する専用のタグ一覧が確認できます。

これらのmetaタグを適切に設定してあげることで、サイトの情報をしっかり把握してもらうことができます。

metaタグだけでこれだけの量になる

もちろん、サイトの質を高めることを忘れないようにしましょう。下記でチェックを行えます。

PageSpeed Insights

インデックスを手動で行おう!

サイトは自動でインデックスされますが、手動で行うと何かといいことがあります。

ペライチだとあまり効果がないですが、複数ページを抱えている大規模サイトだと効果は絶大です。どのページがフロントページなのかなどの制御がある程度行えます。

どのように行うかというと、googleにサイトの地図を渡すことを行います。

先ほど、site:{your_site}で検索した方は見たかもしれませんが、「Google Search Console をお試しください」と一番上に表示されたかと思います。

黄色の下線です

まずはそちらをクリックしてみましょう。

この画面がでるはず

Google Search Consoleを使用したことがない場合は、このような画面が出るはずです。

そうしたら、「ドメイン」の項目のURL入力欄に自身のドメインを入力します。

そうするとレコード設定するように指示されるので、各サーバーのDNS設定から行いましょう。

コピーボタンからtxtレコードを取得しましょう

例えば、Xserverなら下記が参考になります。

DNSレコードの編集 | レンタルサーバーならエックスサーバー
レンタルサーバー「エックスサーバー」のご利用マニュアル|エックスサーバーで運用中のドメイン名は、サーバーパネルの「DNSレコード設定」よりDNSレコードを編集することが可能です。当ページでは変更可能なレコードの種類等についてご案内しています...

登録が終わり、しばらく経つとこんな感じの画面が出ると思います。

最初のうちはグラフが出てこないかも

さて、ここまでくればあとは1項目終わらせるだけです!

サイトマップを作成しよう!

ということで本題です。サイト構成を適切に把握してもらうための作業をしていきます。

以下のサイトにアクセスしましょう。

サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」
Googleサイトマップsitemap.xmlや、モバイルサイトマップを作成する自動生成ツールです。最大取得URL数1‚000を平均5分で実行する高速ツール、被リンク設定などの手間は必要ありません。優先度(priority)も自動で振り分け...
こんなサイトにアクセスできるはず

アクセスしたら、URLを入力しオプション設定を行います。オプションは特に変えなくても大丈夫かと思います。毎日更新しているサイトなどであれば、サイトの更新頻度の項目を変更するといいかも。

「サイトマップ作成」を押下するとサイト構造を読み取ってxmlファイルを生成してくれます。

sitemap.xmlを押下するとダウンロードできます

そうしたら、ダウンロードしたファイルをサイトのルートディレクトリに配置してあげましょう。

またまたGoogle Search Consoleに戻ってきたら、「インデックス作成」の項目の「サイトマップ」に移動します。

こんなのが出るはず

「新しいサイトマップの追加」の項目にURLを入力していきます。

ルートディレクトリにxmlファイルを配置した場合は「https://yourdomain/sitemap.xml」になるはずです。

ステータスが「成功しました」になれば、手順としては終了です。

おわりに

お疲れ様でした。ざっくりとした内容になりましたが、これでサイトマップを登録できると思います。私自身もこの辺の知識は浅いので、もっと勉強しないとねぇ。

もし間違っている情報があればぜひともコメントしていただければと思います。

それでは。

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